月別 アーカイブ

HOME > 佐々木塾ブログ > アーカイブ > 2016年7月

佐々木塾ブログ : 2016年7月

ご父兄から手紙をいただきました(3)

(1)ではご父兄からの手紙(往信)をそのまま掲載しました。(2)ではこれまでのいきさつを述べました。
(3)ではその返信の掲載と今後の課題を述べます。
まず返信をそのまま(名前はAさんとしました)掲載します。


 ご連絡ありがとうございました。先週は去年山で亡くなった友人の一周忌で
その追悼登山でバタバタしてお返事遅くなってしまいました。申し訳ありません。
 お手紙拝見しました真摯にAさんと向き合う姿勢が読み取れ深く感銘を受けました。
以下お手紙の返事です。

 佐々木塾の算数に関する取り組みは以下の2本の柱です。
これを宿題の形で家で取り組んでもらっています。
 
 1計算力を高めるもの。
具体的にはマトリックス計算と命名しています。
性格迅速な計算力は 短期集中X毎日継続 によって身に付きます。
足し算から始め、引き算、掛け算、割り算という順に進みます。
続いてエレベーター計算、往復計算、割り算A,B,C型で一周です。
割り算A型は割り切れるもの、C型はあまりに繰り下がりがあるものです。
この問題100問で2分が切れれば、頭の使い方が劇的に変わって、
品のいい落ち着きと根気と集中力のある子になるという報告があるほどです。
Aさんはまだ4年生ですので、速くなれても5分以上かかるかもしれませんが、
6年生の目標にしてください。

長くなるので次回に続きを載せます。

ご父兄から手紙をいただきました(2)

 (1)では手紙だけを掲載したので何のことお分かりにならなかったかもしれません。
4年生に算数の宿題で一回につき3~4問の文章題を出してきた。2~3問紹介しておきます。

ユキの4教科のテストの合計点は260点です。算数は国語より20点高く、
国語は理科より10点低い。理科は社会より20点高い。
ユキの国語、算数理科、社会はそれぞれ何点か。

お父さん年齢が37歳、息子の年齢が5歳のとき、
息子の年齢がお父さんお年齢でちょうど割り切れるようになるのは
今から何年後かな?考えられるものすべてを求めよ。

テニスのトーナメント(勝ち抜き戦)で18人の選手が試合をします。
はじめの試合に勝った選手が2回戦に進みます。引き分けはなく
負けた選手はぬけていきます。2回戦、3回戦と同じようにくりかえしていき
最後に優勝が決まります。優勝選手が決まるまでに
試合は全部で何回することになりますか。

こういう問題を「図を書いて考えてみて」とだけ言って渡していました。
公式とか、予備知識とかなしにこのような問題が
自力で解ければ算数好きの子になるだろう、
解けなくても考えた分だけその子の滋養になるという願いで
良質な文章題を吟味して渡していました。
「解けた」と聞いた時には「こんな解き方もあるよ」とさりげなく別解を教えたりします。

そんな時、(1)で掲載したお母さまからの手紙です。
(3)(4)では佐々木塾からの返信を載せ最後に総括を書きます。

1

« 2016年6月 | メインページ | アーカイブ | 2016年9月 »

無料体験授業 まずは、是非一度無料体験にお越しください。
042-572-9819
メールでのお問い合わせはこちら