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佐々木塾ブログ : 2019年2月

叱るということ(2)

 以下のメールをMさんという小学3年生のお母様から頂いた。以下それを開示したい。

 Mさんから1回目のメール。 
 佐々木先生  Mの母です。いつもお世話になっております。宿題のとりくみについてでございます。私が強制して宿題をさせることを改善しようと働きかけを弱めた結果ギリギリまで先延ばしする、最後は大パニックで号泣絶叫しながらやるということが、習慣化しつつあるように思います。

 塾自体をやめたいかと聞くとやめたくない、先生に宿題を減らすお願いする?と聞くと、それもやめて、毎日やればいいことはわかってる、でも出来ない、の会話を数回繰り返しております。 土日でも、平日でも十分に時間はあるのですが、私には、宿題を広げるだけで、ほとんどやらず、すぐに遊んだり歌ったり踊ったりしてしまうように見えます。宿題やり始めるのはお風呂あがりで、すぐ眠くなりウトウト。以前は無理やり起こして、終わるまで1時になっても寝かさないう事もしましたが、今は、眠くなったら、寝ればと言っています。その結果、パニックが日常化してしまい、どっちもどっちの結果で、どうしたものかと悩んでおります。 


 日々の学習を定着させるために、何か良い方法がございましたら、教えていただきたく存じます。平日は、夜7時までは、娘1人の時間のためこの時間に宿題を終えることは難しいことではないと思うのですが、学校の宿題でさえも、終えることは少ないです。毎日言っていても、全く効かないように思え、声かけやめた状態です。こんなご相談ばかりで申し訳ございません。娘は勉強があまり好きではないのかなとも思ってきました。量を増やしたり、強制したりするのは、かわいそうなのかなとも。どうぞよろしくお願い致します。

 佐々木塾1回目の返信メール
 ご連絡ありがとうございます。Mさんは佐々木塾では優等生で家でそんなことになっているとは思っていませんでした。今日もさりげなく「宿題多い?」と聞きましたか「そんなことない」と答えでした。今日のメールの返信ですが少し考えさせてください。後日返信差し上げます。

 佐々木塾2回目の返事
 先日のMさんに関するメールの返事です。
 ここでのMさんの様子からは号泣絶叫とはどうしても結びつきません。きっと家でもいい子なんだろうなと思っていました。実情を聞かされ少々驚きましたが、考えてみればMさんはまだ小学3年生。Mさんの周囲には素敵な遊び、面白いテレビ、楽しいゲーム、ちょっかいをかけてくる弟 、それらはいま取り組んでいる勉強から一時的に解放してくれる刺激です。それに乗っからない手はありません。そんな感じではないでしょうか?

 今勉強することが習慣化するか否かの大事な時期です。これまで折角上手くやれてきているのでこの機会を逃す手はありません。もう少しで勉強の習慣がつくはずです。やらせるときは本気で取り組ませてください。その日のうちにやらなければならないものは断固やらせ切らせてください。やり抜いたら心から褒めてあげてください。Mさんはは感動することでしょう、こういったことの積み重ねから、百音さんに勉強をしっかりやって行こうという志向や態度が作られていくはずです。
たいしたアドバイスにはなっていないかもしれませんがご参考になさってください。またのご連絡お待ちします。佐々木塾

以上のようなやり取りをした(続く)

中学生にこそ5文型とかっこ付けを

 私はこれまで浪人生を相手に英語を教えてきました。今回佐々木塾を開き中学生にも英語を教える機会を持ちました。その感想を少し。

 公立中学の教科書は文法事項がバラらバラに出てきます。例えば不定詞の名詞的幼保ぷは、副詞的用法は2年で、形容詞的用法と形式主語、疑問詞+不定詞は3年という具合です加えて3年間で読む英文は驚くほど少量です。楽をしている分学年が上がるにつれツケが回ってきそうです。

 一方私立中学が使うプログレス、トレジャーという教科書は欲張りな内容になっています。詳しい説明がありそれに伴う練習問題も豊富です。また読む文章の量も多く、英語が好きな子にとっては最適な教科書ですが、情報過多に手を焼き始めると英語嫌いを多数輩出しそうです。私に言わせれば中学生が使う教科書は不安と不満にあふれたものということになります。

 佐々木塾ではこれらの欠点wp解決する方法を見つけました。それは5文型とかっこ付けです。予備校時代に私が編み出した英文解読法ですが、中学生には難しいだろうと最初は教えるのをためらっていたのですが、いざ教えてみると浪人生より飲み込みが良いのです。その理由は中学校はまだ文法事項が複雑でなく、加えて英文も短いです。どんなに長くても3行程度たいていは1行程度です。言ってみれば雑音のないシンプルな英文で文型かっこ付けを行うにはうってつけの長さなのです。佐々木塾では大学受験生も、中学生も全く同じ方法で英文を読んでいきます。違いは文法の複雑さです中学生には今後習う文法事項の未来図を示します。それにより例えば関係代名詞を習えばすでに形容詞節が今後出てくることを知っているので、すぐに腑に落ち空欄が埋まるのです。

 佐々木塾では大学受験生も、中学生も全く同じ方法で英文を読んでいきます。5文型とかっこ付けをマスターすれば、高校受験は言うまでもなく、将来英語を使うどんなステージでもその威力を発揮するでしょう。体験授業にてなぜ佐々木塾の英語の授業が、大学、大学院にまで通用するのか体験してください。




 

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