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佐々木塾ブログ : 2019年6月

英語に大学受験も高校受験もない

 現在受験英語学習の状況を見渡してみるとどうも致命的な欠陥があるように思われます。それは教える側が目先の受験しか視野に入れていないということです。高校受験の先生方は高校入試問題、大学受験の予備校講師の方は大学受験しか見ていません。かく言う私も予備校時代大学受験の英語しか見ていませんでした。しかし佐々木塾を始めて中学生にも英語を教え始めて大学受験英語とか高校受験英語なる境界はないことに気づかされました。少なくとも英語において入試問題の解法は一貫していて高校受験で正しい解き方正しい読み方を習得することができればその方法が大学受験までそのまま通用するのです。ならば一日でも早く正しい読み方を身につけておくほうが得策です。佐々木塾「論理エンジン英語」は中学1,2年からでも始められレベル10程度までで高校受験英語の力は付けられます。その先のレベルは同じ方法を駆使して単語、熟語、構文が複雑化していくだけです。

 佐々木塾論理エンジン英語の内容を説明します。まず始めは全単語の品詞を見分ける訓練です。例えば形容詞とばかり思っていたall が代名詞、副詞、副詞、名詞があったり、last は形容詞、名詞、副詞、動詞があることを知ってもらいます。次に各品詞の働きです。例えば文中のwhyは疑問副詞という名で名使節を作ったあとその節中で副詞になるという具合に一つの単語で2個の働きをします。品詞の中で大事なものは名詞と動詞です。名詞は6個の働きをします。主語、目的語、補語、同格などです。また動詞は自動詞、他動詞のどちらかで目的語を持つか持たないかから判断します。次は句、節を探し出す訓練です。佐々木塾ではこれに3色ボールペン(消せるもののほうがいい)で色分けしていきます。さらに大かっこ、中かっこ、小かっこなどに分類していきます。カチカチとボールペンの小気味よい音が聞こえてくると学習が佳境に入ったことの証しになります。

 次のステップは文型です。名詞、動詞は単語の品詞分けの段階からその働きや自動・他動詞までを意識してきているので文型を見極めるのはさほど苦も無くできるようになっているはずです。それでも日本語にはない第5文型はみんな初めのうち苦労します。目的語と保護の関係を詳しく説明すると皆納得してくれます。ここまでが終われば後は短文の練習問題を解いていきます。1000本ノックというのは言葉の綾かもしれませんがそれくらいたくさんの練習問題をやります。なぜなら文を読みながらこれなん文型とか考えていれば読むスピードが著しく遅くなるからです。単語が0.1秒で反応しなければ使える単語とは言えないのと同じく文型も数秒で見抜けなければ速読にはつながりません。こうして身につけたかっこ付けと文型の力で英文を驚くほど正確にそして速く読めるようになります。これが佐々木塾式英文読解法です。この技が身につけば英文を読むのが楽しくて仕方がなくなること請け合いです。君も貴方も体験授業で佐々木塾の技を体験してください。

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