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佐々木塾ブログ : 新着情報: 2016年6月

ご父兄から手紙をいただきました(1)

ご父兄から手紙をいただきました。
4年生の(女子)お母様からです。
佐々木塾には受験ということではなく基礎学力の向上を目当てに通っておられます。
以下手紙をそのまま公開します。そして(2)でこれまでのいきさつやその返事を載せます。
まずはご父兄からの手紙をご覧ください。

佐々木先生

 いつもお世話になっております。算数の宿題についてお伺いしたことがありましてお手紙をお渡ししま
す。

 文章題の出題の意図ですが、もしかすると正解を出すことそのものが重要ではなく、

1.問題の意味するところを正しく理解すること
2.答えを導き出すためにどのように筋道を立てて考えるかという、行為そのもの

を重視しておりますでしょうか。(正解することも当然重要ですが)

家で文章題(特に星2つ以上のもの)を考えるのを見ていると、子供自身ではほとんど解くことができず、
わからないといって何もしないkとが多いため親と一緒に考える訳ですが、そうするとまず親の側でどのよ
うに答えを出すか考え、その考え方を子供に教えることになります。(簡単な問題ならば、ヒントを与える
だけで自分で解くことができることもありますが)

しかしその考え方を、子供が聞いてきちんと理解できているように見えないことが多々あります。(説
明をしながら一緒に考えるだけでも、1問で2時間くらいかかることもままあり、答えを出した後に子供に
説明させてみてもできないことがほとんどだと感じます)

とにかくテストで良い点を取ることが目的であれば、同じような問題を繰返し、ときかたっパターン化して
覚えることが手っ取り早いわけですが(いずれはそれも必要になると思いますが)、基本的には子供が頭を
使って自分で考える事が最も大事で、思考方法・回路が確立されれば問題の正解はいずれ後からついてくる
ようになるかなと、個人的には思っています。

 というわけで、少し散漫な文章になってしまいましたが、家での宿題(算数)に関して佐々木先生として
はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。親がどの程度まで関わってあげれば良いのか、先生の意
図するところと食い違いができるだけ無い様にしてしておこうと思い、この度お手紙差し上げました。

宜しくお願い申し上げます。


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