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佐々木塾ブログ : 新着情報: 2022年5月
佐々木塾の小6国語
昨日電話で小6の中学受験国語の指導法を聞かれた。電話主曰く「大手の塾に通っているが国語だけ偏差値が低い。それで短期で力をつけたいのだが可能でしょうか」というものだった。ほかの教科なら可能かもしれないが国語は難しい旨を伝えると納得てもらえたかはわからないがその後電話はないので何か対策を見つけた型塾の門をたたいたかは不明である。
他塾では国語の読解問題は文章の大事なところ、には「つまり」「だが一方」「しかし」などのディスコースマーカー(文章の標識)があるからそれを見つけ出せばやすやす解答できると教えるようである。しかしそんなことで本当に点数が上がるのか?たまたま壷に嵌って高得点が取れることがあるかもしれないが、ほんとの力と言えないと思う。また小説問題はどうするのと茶々を入れたくなる。
なぜ国語は短期で力がつかないかを説明しておきたい、国語は評論を読み作者の言いたいことをくみ取る、小説を読み状況描写や登場人物の発言を参考に、その人物の心情や発言の意図をくみ取る。これが仮に100%できれば満点が、70%なら7割の点が取れるようになっている科目だ。これができるには膨大な語彙力と読解力が必要である。
では語彙力と読解力はどうやって付けられるのか?一朝一夕でつけられないことは言うまでもない。小さいときからの読書経験、家庭環境によって決まると考えている。こういってしまっては身もふたもないではないか。6年になった子は手遅れで指をくわえてみているしかないのか?
ご安心頂きたい。佐々木塾では「論理エンジン」と「ことわざ・語句1204」を使用している。論理エンジンは単なる国語の受験教材ではない。日本語の規則に着目した論理力養成システムとも呼べるものだ。理会するだけでなく習熟するまでトレーニングを積まなければ期待した効果は得られないが、逆にトレーニングを積み重ねればこれまでの読書経験の少なさ、不備な家庭環境をも突き破る力を持てるようになる。一方語彙の教材でいわば強制的に語彙力をつけさせるのである。
しかしこれにはある程度の時間が必要だ。くだんの電話主のように手っ取り早くというわけにはいかない。最低でも1年はかかる。2年あると焦らず余裕をもって進められる。6年後期はため込んだ力を過去問に注げるのである。しかもこれは国語という教科だけに有効なのではなく全教科の礎となってくれるはずだ。単なるその場しのぎの国語力をつけたい向きはすぐに国語力がつくことを謳っているところへ。一生ものの国語力をつけたい向きは佐々木塾をおすすめしたい。
他塾では国語の読解問題は文章の大事なところ、には「つまり」「だが一方」「しかし」などのディスコースマーカー(文章の標識)があるからそれを見つけ出せばやすやす解答できると教えるようである。しかしそんなことで本当に点数が上がるのか?たまたま壷に嵌って高得点が取れることがあるかもしれないが、ほんとの力と言えないと思う。また小説問題はどうするのと茶々を入れたくなる。
なぜ国語は短期で力がつかないかを説明しておきたい、国語は評論を読み作者の言いたいことをくみ取る、小説を読み状況描写や登場人物の発言を参考に、その人物の心情や発言の意図をくみ取る。これが仮に100%できれば満点が、70%なら7割の点が取れるようになっている科目だ。これができるには膨大な語彙力と読解力が必要である。
では語彙力と読解力はどうやって付けられるのか?一朝一夕でつけられないことは言うまでもない。小さいときからの読書経験、家庭環境によって決まると考えている。こういってしまっては身もふたもないではないか。6年になった子は手遅れで指をくわえてみているしかないのか?
ご安心頂きたい。佐々木塾では「論理エンジン」と「ことわざ・語句1204」を使用している。論理エンジンは単なる国語の受験教材ではない。日本語の規則に着目した論理力養成システムとも呼べるものだ。理会するだけでなく習熟するまでトレーニングを積まなければ期待した効果は得られないが、逆にトレーニングを積み重ねればこれまでの読書経験の少なさ、不備な家庭環境をも突き破る力を持てるようになる。一方語彙の教材でいわば強制的に語彙力をつけさせるのである。
しかしこれにはある程度の時間が必要だ。くだんの電話主のように手っ取り早くというわけにはいかない。最低でも1年はかかる。2年あると焦らず余裕をもって進められる。6年後期はため込んだ力を過去問に注げるのである。しかもこれは国語という教科だけに有効なのではなく全教科の礎となってくれるはずだ。単なるその場しのぎの国語力をつけたい向きはすぐに国語力がつくことを謳っているところへ。一生ものの国語力をつけたい向きは佐々木塾をおすすめしたい。
三色ボールペンで読む英語
佐々木塾の英語の授業の特徴の一つは3色ボールペンを使うということだ。この方法は私が編み出した英語読解法でほかにこの方法を使っている人あるいは組織を知らない。齋藤孝さんの本にも「三色ボールペンで読む日本語」いう本があるが、彼のは日本語の文章の読書法で、大事に赤・まあ大事に青・面白いに緑をつけていくものである。私のは英英語の文章に、名詞句と節に黒、形容詞句と節に赤、副詞句と節に青のかっこを付けていくものだ。この方式で何十年にもわたって生徒たちの絶大なる信頼と人気を誇ってきたが、ただ一つ欠点があった。それはボールペンは一度引くと消せないということだ。青だと思っていたものが赤だったり、ここまでと思ってかっこを閉じたら、閉じるところずっと先だったり。生徒によっては一枚のプリントがグシャグシャで大変醜いものになってしまうことが多々あった。
ところが、何年前だろうか?パイロットからフリクションという消せるボールペンが発売された。CMなんかで宣伝されたのを見たことがあるが消えたところであとが残って汚くなるんだろうくらいにしか思わず気にも留めていなかった。ところが生徒の一人が筆箱にフリクションを何色も入れて使っていた。それをちょっと借りて使ってみると勝手がいい。ボールペンの頭にあるラバー部分でこするとほとんど跡形もなく消える。1つ注意が必要なのは汚れたラバーだと黒いしみが残るので、ラバー部分を白くに保っておくことが肝要だ。ともかくこれを生徒に貸して使ってもらうと英語の授業がなぜか今までと違う気さえしてくる。生徒は間違えた時にラバーを使うわけだが、その時になぜこれは赤ではなく黒なのかを印象に残るよう説明する。これが効くのだ。
こうやって三色で引いた後和訳をしてもらうと、さてどうだ和訳が実にスムーズになされるのである。何も引かれていない英文を読むのと、3色で引かれた英文の和訳のスピードと正確さはこれは決定的なものだ。齋藤孝さんは真っ新な本にボールペンで線を引くには勇気がいると確か書かれていたが,佐々木塾英文三色分けには勇気ではなく正しい文法力が必要になる。生徒によっては英文読解と文法は別の教科ぐらいに思っている子もいるくらいで、とかく文章の読解と文法はこれまで直接かかわりを持たずという具合だった。しかし佐々木塾三色分けだと色付けを間違わないために文法の授業にも力を注ぐという効果を引き出すようになったと思う。英文を読むことと文法が有機的に繋がり始めるのである。
この文だけ読んでいても何を言っているのか呑み込めない方はぜひ佐々木塾の体験授業を受けていただきたい。受けていただけばここに書いたことが腑に落ちると思う。今年から入塾を決めてくれた中高生には消える3色ボールペンをプレゼントしようかなと考えているところである。詳細は追って発表の予定だ。
ところが、何年前だろうか?パイロットからフリクションという消せるボールペンが発売された。CMなんかで宣伝されたのを見たことがあるが消えたところであとが残って汚くなるんだろうくらいにしか思わず気にも留めていなかった。ところが生徒の一人が筆箱にフリクションを何色も入れて使っていた。それをちょっと借りて使ってみると勝手がいい。ボールペンの頭にあるラバー部分でこするとほとんど跡形もなく消える。1つ注意が必要なのは汚れたラバーだと黒いしみが残るので、ラバー部分を白くに保っておくことが肝要だ。ともかくこれを生徒に貸して使ってもらうと英語の授業がなぜか今までと違う気さえしてくる。生徒は間違えた時にラバーを使うわけだが、その時になぜこれは赤ではなく黒なのかを印象に残るよう説明する。これが効くのだ。
こうやって三色で引いた後和訳をしてもらうと、さてどうだ和訳が実にスムーズになされるのである。何も引かれていない英文を読むのと、3色で引かれた英文の和訳のスピードと正確さはこれは決定的なものだ。齋藤孝さんは真っ新な本にボールペンで線を引くには勇気がいると確か書かれていたが,佐々木塾英文三色分けには勇気ではなく正しい文法力が必要になる。生徒によっては英文読解と文法は別の教科ぐらいに思っている子もいるくらいで、とかく文章の読解と文法はこれまで直接かかわりを持たずという具合だった。しかし佐々木塾三色分けだと色付けを間違わないために文法の授業にも力を注ぐという効果を引き出すようになったと思う。英文を読むことと文法が有機的に繋がり始めるのである。
この文だけ読んでいても何を言っているのか呑み込めない方はぜひ佐々木塾の体験授業を受けていただきたい。受けていただけばここに書いたことが腑に落ちると思う。今年から入塾を決めてくれた中高生には消える3色ボールペンをプレゼントしようかなと考えているところである。詳細は追って発表の予定だ。
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