佐々木塾ブログ

2019年受験結果報告

今年の受験もほぼ終わり結果も出そろった。今年佐々木塾は中学受験、高校受験が少なく、大学受験が大半を占めた。付属校からの内部進学もあったがほとんど一般受験での成績である。わずか8名(うち2人は内部進学)の精鋭で早稲田、上智、明治、東京海洋大、をはじめ20数校の大学に合格した。これは快挙である。もちろん佐々木塾が貢献できたのは英語と国語だけで残りの教科は本人たちの努力の成果のだがやはり佐々木塾在籍者がこれだけの成績を残してくれたことは喜ばしい限りである。

しかし受験につきものの悲劇は今年も起こった。一名が本人の実力とはかけ離れたところにしか合格できなかったのである。センター試験前もコンスタントに過去問、模試などで170前後をキープしていた。国語に少々難はあるものの得意の社会でそれはカバーできるはずなので今年はMARCHあわよくば早稲田も狙えるところまで実力がついてきていた。ほかの生徒たちもそうだが秘かに今年の爆発を期待していたものだ。それがセンターで120くらい、国語も沈んだという。センターでMARCH豪華の目論見は外れ、その後の一般受験で実力以下もことごとく落とすという結果になってしまった。

彼とのメールのやり取りを少し引用する。「T大を除いてすべて不合格でした」の彼からのメールの返信。

連絡ありがとう。今年の受験は厳しかったですね。T大に行くことについて君はどうお考えですか?一般的なT大の評価はそんなに高くはないですが、去年の自分を採点してみて合格点をやれるならT大に行くのは悪いことではないと思います。なぜなら結果うんぬんよりも自分は全力を尽くしたという達成感があっての結果がT大なのだから潔く結果を認められるのではないかと思います。

しかし逆なら多分納得いかない日々が続くと思います。だからどうしろと言っても選択肢は限られますが、T大に行きながらもう一度受験してみるのもありかなと思います。または資格を取るというのももう一つの手段かなと思います。考えてみてください。

「禍福は糾える縄の如し」「人間万事塞翁が馬」の例えではないですが人生本当にどうなるかわかりません。これは慰めでも何でもなく私の実感です。粘り強く生きていくことが肝心かなと思っています。

このメールに対する本人からの返信。

自分の中では去年、がんばっていたつもりなのでT大に行くことにします。二浪という立場では社会に出てからきついと思うので,TOEIC含め資格は何かしら取るつもりです。大学には行ってからのもう1回受験についてはもう少し考えてみます。

しかしこのメールをもらった後以下のメールが届いた。

こんばんは。さきほどM大から連絡があり繰り上げ合格しました。先生には本当にお世話になりまた最後まで心配をおかけし心苦しい思いをしていましたが、これで吹っ切れた感じです。本当にありがとうございました。後日母とお礼に伺います。

いやー、よかった。ほっとした。こんなこともあるんですね。長い間塾をやっていると。

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