佐々木塾ブログ
なぜ小学2,3,4年生か(1)
学力評定 | 小1 | 小5 | 小6 | 中3 | 大人(※) |
---|---|---|---|---|---|
5 | 7,000 | 31,000 | 37,000 | 44,000 | 60,000 |
4 | - | 20,000 | - | - | - |
3 | 3,500 | 16,000 | - | 22,000 | 30,000 |
2 | - | 12,000 | - | - | - |
1 | 2,000 | 7,000 | 9,000 | - | - |
※「大人」の列は、語彙の豊富な人と、少ない人の大まかな目安です。なお、上表は、教育評論家・岸本裕史氏の「知悉語彙数調査」を参照にしています。
関して、子供のこの時期の大切さを裏付けてい
ます。たとえば、小学1年生の時の獲得語彙数は
平均的な子で大体3,500語(高学力の子は7,000
語)で、5年生は16,000語(高学力の子は31,000
語)で、5倍近い伸びを示しています。小1~5まで
の2~4年間にいかに多くの語彙を飛躍的に、獲
得しているかがお分かりいただけると思います。その
後の伸びは緩やかな曲線となっています。中学3年
獲得語彙数は平均22,000語です。
次に注目していただきたいのは、学力と知悉語彙数は密接な関係があり、語彙数の多い子は例外なく
高学力だということです。
では知悉語彙数を増やすにはどうすればいいののでしょうか?それは毎日の規則正しい勉強と読書習慣です。
子供がまだ小さい時期にこそ、勉強は毎日きちんと家でやるものだ,ということを躾けていかねばならいのです。
この2~4年生の時に勉強の楽しさを実感した子は受け身の勉強ではなく、自ら学び、自ら学習に取り組ん
でいく習性を身につけるのです。