佐々木塾ブログ

大学受験 総合型選抜対策コース設置のお知らせ

 佐々木塾ではかねてより大学受験で最近注目を浴びている総合型選抜入試(AO入試)のコースを設置することにしました。この入試方法は第3の入試方法として注目を浴びています。佐々木塾では従来のセンター(今年から共通テスト)、一般受験入試対策に加えこの総合選抜入試対策にも取り組むことにしました。これにより従来の入試対策の質が落ちるということは一切ありませんのでご安心ください。と言いますののもこの授業はすべてリモートで行い教室を使うことはありません。教師は佐々木ではなく本人自身が総合選抜型で入学し現在大学院で学んでいる者が担当します。これまでも多数の生徒を教え京大、慶應などに合格者を輩出している実績十分のの人物です。その彼から新コース設置に向けての抱負の弁が寄せられましたのでここに掲載します。

 数学者の新井紀子の「教科書の読めない子供たち」ベストセラーになりました。この本は、AI技術の発達にともなって多くの「教科書の読めない子供たち」が、テクノロジーにとってかえられてしまうことを示唆しています。実際に,東ロボくんのセンター試験の合計点は8割前後をマークしました。これはセンター出願でMARCHや関関同立の一部学部に十分に合格できる点数です。言い換えると、AIは57.8の偏差値を記録しています。これは何を示しているのか、東ロボくんの処理能力や思考力を下回る高校生が全体で60%以上いると事実です。

 このような時代、急速に注目を集めているのが総合選抜型入試(AO入試)です。この総合型入試で、問うのは旧来の入試で問われる単純暗記や情報処理能力ではなく、発想やひらめきといった「人間らしい」思考力です。総合選抜は、本来一芸入試と同一視されており、「部活動で好成績をおさめた」「特殊な資格を持っている」「何か大会で優勝実績がある」「帰国子女で英語が堪能だ」。このような生徒でbなければ太刀打ちできない入試だと考えがちでした。しかし実際の合格者をリサーチしてみると、上記のような華々しい実績がなくとも十分に合格していることがわかります。それどころか、評定平均は2と低く、英語資格なし、偏差値も40以下。こんな生徒が難関校と呼ばれる大学に次々と合格している事実が数多くあります。このことから、総合型選抜には何か攻略法があることがわかります。そしてその攻略法が「人癌らしい」思考力を有することなのです。インターネットや本を使って多くの情報を収集、それを「どう使うか」を知っている受験生が受かっているのです。

 佐々木塾では、新しい時代に適合した人物を育成することを通じて新時代の大学入試を突破できる力が身につくよう導きます。次回ではその特徴と指導法を記します。




 

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