――今からできることと、心の整え方
共通テストまで、あと少しになりました。
模試の結果を見て焦ったり、思うように勉強が進まなかったり――
この時期、多くの受験生が不安と緊張の入り混じった日々を過ごしています。
そんな不安を感じるのは、ごく自然なことです。
むしろ、それだけ真剣に目標と向き合ってきた証でもあります。
焦りや不安を抱くのは、決して悪いことではありません。
「頑張りたい」という気持ちがあるからこそ、心が揺れるのです。
焦りは、努力してきた証です
本気で努力してきた人ほど、直前期に不安を感じます。
それは「まだ伸びたい」「結果を出したい」という強い思いがあるからです。
だからこそ、焦っている自分を責める必要はありません。
不安や迷いも、これまで真剣に積み重ねてきた証です。
まずは、その気持ちを受け入れてあげましょう。
この時期に大切なのは、“新しいこと”より“確かなこと”
直前になると、「新しい問題集をやりたい」「最後にもう一冊追加しよう」と思うことがあります。
しかし、今いちばん力になるのは、「これまでやってきたことを確実に自分のものにすること」です。
過去問の解き直しや、模試の復習、ミスの傾向の確認。
そうした作業こそが、本番での安定した得点につながります。
“完璧”を目指すより、“確実”を目指す。
それが、直前期に最も大切な姿勢です。
体調管理も、受験勉強の一部です
どれだけ知識を積み上げても、本番で十分に力を発揮できなければ意味がありません。
夜更かしを続けるよりも、試験当日と同じ時間に起き、同じリズムで頭を働かせる習慣を整えていきましょう。
共通テストは朝9時前後に始まります。
今のうちから「朝型」に切り替えることで、当日を安心して迎えられます。
そして、疲れを感じたときはしっかり休むこと。
休むことはサボることではなく、次に集中するための準備です。
不安になったら、“比べない”
SNSや友人の話を聞いて焦ることもあるかもしれません。
でも、受験は他人との競争ではなく、昨日の自分との勝負です。
ノートを見返してみてください。
そこには、積み上げてきた努力の跡が確かに残っています。
それは、どんな判定よりも価値のある「成長の証」です。
最後に――この冬を、あなたらしく
国立駅から少し歩いたこの佐々木塾にも、毎年この時期になると不安を抱えた受験生が集まってきます。
模試の結果に落ち込んだり、勉強の手応えを見失ったり…。でも、焦っているということは、まだ“諦めていない”ということ。
佐々木塾はその気持ちを大切に、ひとりひとりのペースで最後まで伴走します。
当塾では、長年受験生を見守ってきたベテラン講師が、一人ひとりの弱点や性格に合わせて丁寧に指導しています。
誰かと比べる必要はありません。自分のペースで、最後まで前を向けるように。
そんな気持ちで、今日も机に向かうあなたを応援しています。