うらやましいほどの才能の花を咲かせて活躍している人を見ると、
人は決まってこう言います。
「いいなあ あの人は。天から与えられたものがあって。」
でも「才能」って言葉は、実は意味が違います。
特別な天命を受けた人には、生まれながらに
すでに備わっているものだとよく思われますが、、そうではありません。
才能の「才」は人間の歳を意味します。
才能の「能」は物事をなす力を意味します。
つまり才能とは、
何才で能力が開花するかということ。
有名なスポーツ選手や芸術家、社会的に実力を認められた人々は
華やかなスポットライトを浴びるずっと以前から
人に知られることなく、どれだけたくさんの努力を積んできたことか。
その流した汗と涙の多さで、
初めて自分の「才能」というものを発見できたんだ。
この世の中に生まれてきた時のスタートラインなんて、皆同じなんだよ。
特別なものをもし持って生まれてきたとしても、それを磨き上げる努力なしに
世の中に認められることなんかできません。
「才能」とは天から与えられたものではなく
自分で見つけるものだと私は思います。
ただ見つかるタイミングには個人差があるでしょう。
もしかしたら十才,二十五才あるいは七十代で発見できるかもしれない。
大切なことは
何才になっても「探そう」という姿勢を持ち、前を向いて
いろんなことに挑戦することをあきらめないことじゃないかな?
「才能」ってね
何才での能力を
発見できるかということ。
だから特別な人が天から与えられたわけじゃなくて
みんなに備わっているものなん。
大切なのは気がつけるかどうかだね。